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第25回LDTワークショップは暖かい雰囲気に包まれて終了しました。

真っ青な空の下、穏やかな相模の海原に初夏の太陽がキラキラ輝き、山には木々の葉が黄緑から若々しい艶のある緑となり風にそよぎ、里にはつつじ、こでまり、藤、みずきの花々がそこここにあふれるように咲き、小道脇の畑には熟した大粒のみかんが枝をたわませ、そのどれもがわれわれの気持ちを和ませてくれる初夏の広々とした空間に抱かれて、ワークショップが終了しました。

今回も、やわらかでデリケートな粘膜をもつ「心の喉」に突き刺さっている魚の骨が、なかなか取り除けずにもがいておられる方々や、大切な方の死が支えを失い毎日の生活に生きにくさを感じながらさまよっておられる方々や、家庭内暴力による心とからだの傷から悲鳴を上げてこられた方々など、さまざまな問題を抱えて参加された方々とともに、2泊3日を過ごしました。おひとりおひとりがそれぞれの「心の痞え(つかえ)」を吐き出し、エリザベスの方法で癒され、これからご自分を支えていく未来に生きる「心の種」を持ち、晴れ晴れとした雰囲気で帰路につかれました。

下界の現実生活に戻りますと。幾多の困難もあると思いますが、このワークで得た「心の種」を大切に育てて、フレンズの皆様方がそれぞれに支えあって素敵な人生を作っていかれることをスタッフ一同こころから期待しております。

連休のゴールデンタイムを2泊3日にわたり全館貸し切りでお力をお貸しくださり、暖かく見守ってくださった「一望荘」管理人ご夫妻にこころから感謝いたします。

また、100%無償ボランティアシップで成り立つ私たちの生活者のこころの支援活動である「エリザベスキュブラロス博士の生と死、そしてそれを乗りこえるためのワークショップ」開催に深いご理解を頂き、快く新聞への開催告知をしてくださいました読売新聞東京本社生活情報部の皆様、大阪本社の関係の皆様に心より感謝申し上げます。(宮崎輝彦)