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エリザベスキュブラロス博士を訪問しました

今回渡米したスタッフ8名で、6月26日朝、エリザベスキュブラロス博士を訪問しました。相変わらず、お具合のよくない日々が続いているとのことで、全員の面会があやぶまれていましたが、ご子息ケネス氏の言葉によれば、彼女にとって、すばらしい特別の土曜日となりました。

ロス博士とは久々の面会ではありましたが、彼女は来日時をよく思い出され、昔のメンバーを抱きしめられたり、握手したり、会話を楽しんだり再開を喜び合いました。私たちはLDTワークショップのテーマソングである「ウイーブ」を、エリザベスを囲みを全員で合唱したところ、エリザベスの目からは涙が流れていました。土産として持参した大きな蝶柄の浴衣をよく見えるように掲げさせ、それをひとしお感慨深げにじっと注視しながら、お声にはなりませんでしたが、自らも一緒に「ウイーブ」を口ずさんでいました。目尻からは涙がこぼれ続けていました。「蝶」は、LDTワークショップのシンボルです。肉体につながれた精神の開放を意味します。
ケネス氏が何枚もの写真を撮っていましたが、この場面を撮ろうとすると涙顔を恥ずかしがってシーツで隠そうとしていました。ケネス氏によれば、母がこのような姿を見せることは初めてと言って、エリザベスの楽しげな晴れやかな姿を大変喜んでいました。

ロス博士に我々次世代が日本のLDTワークショップを続けていってよいかとたずねると、「あなたとともにゆきなさい」と仰ったので「ロス博士がはじめられたLDTワークショップを日本で卜部博士から引継ぎ永遠に続けます。」とお答えました。彼女はうれしそうにうなずいておられました。

このあと、ケネス氏から、日本LDTワークショップと私たちへの認証授与を承認することが伝えられ、日本におけるLDTワークショップ導入者・卜部代表から引継いで活動してゆくことを改めて決意しました。
スタッフ一同は、ロス博士から直接認証され、今後の活動上、限りない信頼に応えてゆく使命も固まったと認識しています。
ともにこの喜びを分かち合いましたことをご報告いたします。

あとは、同行のみなさんからさまざまな感動記録が寄せられています。順次掲載してゆきますので楽しみにしていてください。
                  「てる」こと 宮崎輝彦